多汗症の症状としくみ

「多汗症」を聞いたことはあるでしょうか?多汗症という言葉だけを見ると、深刻な症状の病気のようにも思えてしまいますが、実際に表に出る症状としては単純なものです。それは、非常に大量の汗をかいてしまうということです。そのことだけを見ると「なんだそれだけか」と思ってしまうかもしれませんが、多汗症となっている本人にしてみると大変に重大な症状です。
多汗症に限らず、人は誰でも汗をかきます。普段何気ない日常生活の中でも私達は意識することなく汗をかいているのですが、特に「汗」が気になるのは「非常に暑いとき」「激しい運動をしたとき」「緊張をしているとき」「辛いものを食べたとき」などでしょう。それらは体温調節という体の調節を行うという重要な役割を持っています。
誰でも当たり前にかく汗について、どのくらいの汗の量になれば多汗症というのかというと、一般の人にはなかなか判断がつきにくい問題です。ですが実際の多汗症の人の場合、通常の気温の変化や運動などとはあまり関係なく、突然大量に汗をかくことが多くなります。もし特に理由もないのに多くの汗が出たという経験がある人は、多汗症の疑いがあるといえます。
しかし汗をかくという行為自体は、日常の生活での健康維持に密接に関係していることなので、そのものが悪というわけではありません。多汗症が問題なのは、汗をかくことにより、余計なストレスや心理的な恐怖感などを感じてしまうことです。